2014-02-01

Kartell Goes Bourgie カルテルの名作照明ブルジーが10歳でイベント開催

多くの人が一度は目にしたことがあるであろうKartellの照明「ブルジー」。
電気スタンドって言ったらピンときますかね。

誕生から10年という事で、今をときめく14人の世界的なデザイナーが独自の解釈でリデザイン。
こういうのずるいわ、すごい好き。
Kartellの要するデザイナー勢って言ったら世界でも一流中の一流です。 



では順に見ていきましょう。 



Patricia Urquiola
スペイン人で女性のデザイナー、パトリシア・ウルキオラはスタンド照明をペンダント照明にアレンジ。
脚の部分のフレームがアームになってますね。 


Piero Lissoni
ミニマルなデザイナが得意なピエロ・リッソーニは巨大化して紙で作っちゃいました。
提灯のように優しく光りそう。 


Front
ユーモアに富んだ奇抜なテイストが作風のスウェーデン女性3人ユニットのフロント。
あああ、相変わらず期待に答えてくれます。 


Mario Bellini
マリオ・ベリーニはイタリアデザインを支えた巨匠といってもいいでしょうね。
組み合わせて傘立てとコートハンガーにアレンジ、意外と自然です。 


Alberto Meda
アルベルト・メダは最もブルジーらしいクラシックな部分をフューチャリスティックにリデザイン。


Lenny Kravitz
あれ?レニークラビッツは最近はデザイン業にも勤しんでるわけ?
でもデザイナー以外が参加するのは良いですね。
肝心のデザインが見つけにくかった。
どうやら脚の部分をこんがり焦がしたmoooiのスモークシリーズの装い。



Philippe Starck
キング、スタルクはプリミティブなジュエリーをぐるぐる巻に。
こっちの方がRockかもね。 


Eugeni Quitllet
スタルクの右腕だったキレはスタルクのユーモアを受け継いで、ブルジー自体をケーキに見立て、10本のシャンデリア用ろうそく型の電球にアレンジ。
これは上手い。 


Christophe Pillet
クリストフ・ピエは光を拡散させる透明なポリカーボネイト素材が特徴のブルジーの、シルエットを強調するべく、つや消しの炭黒一色に。 


Nendo
佐藤オオキ率いるnendoは逆さ絵でネガの部分がブルジーのシルエットに。
作品名まで逆さにする手の込みようです。 製品化されそう。
なんのこっちゃな説明ですが、画像見たほうが早いね。 


Tokujiin Yoshioka
日本からは2人もデザイナーがピックアップされていますが、もう一人は吉岡徳仁。
クリスタル、キラキラ、こちらもブレないです。
っていうかこれはどこをいじったんでしょうか。

 Patrick Jouin
パトリク・ジュアンはピエとは対照的に透明な部分を残してメッセージを。
しかもこれクルクルまわるの?もしかして。 


Ludovica+Roberto Palomba
ルドヴィカ&ロベルト・パロンバはカルテルではLAUFENを手がけた建築家兼デザイナーチーム。
LEDを使った光の三原色の原理で、色のついた影を演出しています。 


Rodolfo Dordoni
最後、2012年にアウトドアファニチャー「O/K」をカルテルから発表したルゴルフ・ドルドーニは、シルエットのエッジの部分のみメタリックで残して、後は肉抜きしたブルジーに。
透明樹脂とのコンビが綺麗です。


以上、14名。
ここまで力を入れるって事はセールスも偉大な結果を出してるからだとは思いますが、Kartellの照明の多くを手がけるフェルーチョ・ラビアーニも感涙でしょうね。


kartell goes bourgie in paris to celebrate 10 years of ferruccio laviani's table lamp
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